女學生手帖 -大正・昭和 乙女らいふ-

女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ (らんぷの本)

お祖母さまに進呈してみようかと思って買ってみたのですが、これはまず僕にとってすら刺激が強すぎるようです。

お祖母さまに進呈するには、かなりためらわれます。

いや、図版が。。。とか、そういうレベルではなくて、ですね?

エスっていうのはね、シスタア、姉妹の略よ。頭文字を使っているの。上級生と下級生が仲よしになると、そう云って、騒がれるのよ。」
と、経子に聞かされても、
「仲よしって、誰とだって仲よくしていいんでしょう。」
「あら、そんなんじゃなくてよ。特別好きになって、贈物をし合ったりするんでなくちゃ……」

    • P.60 川端康成『乙女の港』からの引用を引用

全編こういうノリです。

なんていうかこう、いまでいう女性誌みたいなかんじに誇張されてるとはいえ、こういうのが流行りって。。。マジすか、みたいな。