新チェンジリング

なんかプラスっぽいことを書こうと考えたけど、不安要素しか見当たらないぜ。

とりあえずいまのところの一番の不安要素は、デベロッパこの台詞

PC同士が一緒に過ごしたくなるのはもちろん、それ以外のチェンジリングともつきあいたいと思うような動機をたくさん作る。

いやいや、超常能力をもった人間同士を集める方向性でどうすんだ。こいつ、本当の阿呆じゃないだろうか。*1結局それってX-MENみたいなかんじの組織とか対立に焦点があたる、ってこと? もともとのWoD2からしてどの種族も超常vs超常みたいな構図ばっかり、人間との接触方法がないがしろになる傾向があるっていうのに、これ以上僕を失望させるつもり?

1stのときとはアプローチが違うといえばそれまでだけれど、少なくとも1stのチェンジリングは「他人に何かを与えることで、結局は自分のためにもなる」っていう、ものすごい直球の教訓を世界観に組み込んだ作品だったわけですよ。

で、その方法として2種類あげておいて、与える/正しい道がシーリー、奪う/真逆の道がアンシーリーとしてあらわしてたわけ。

でもって、それらの行動のゆきつくところとして、「他人に何かを与える/奪うためには、他人と接しなくちゃいけないでしょう?」っていうかんじで、最終的に人間と接することが推奨されてたわけだったりするのです。*2

なんだけど、ただでさえ次の作品では、妖精界から舞い戻ってきた人間がメインになるそうで、しかも、なんか話を聞いてると、追手もいるみたいだし、かなり脱獄ぽいかんじがしてるじゃない。

これじゃぁ、他人をどうこうするまえに自分をどうにかするってのが最初の目的になってしまって、ずいぶんとゆとりのない夢物語になりやしませんか、って思う。

単に妖精ぽいちからが使えるだけのヒーローモノにならなきゃいいけど。。。

*1:そもそもPCどうしが接点をもつようにシステムで縛るとか、PCどうしが接点を持つようにプレイグループが協力するとか、ゲームする上で当然だろう。ひとりでゲームできてればいいってひとは、小説書くとかコンシューマゲームしてればいい。

*2:人間に接しなくちゃいけないVampireと違ってわかりづらかったおかげか、夢の世界で<夢素>を補充できちゃうっていうダメな救済ルールが出来てしまって、コンセプトがグダグダになっているのは否めない